「ダンボールクラフトアンソロジー“舞台を彩る大道具作品展”」が、岡山県津山市新魚町の市立文化展示ホールで開かれ、訪れた親子連れらがアート制作や空間演出体験を楽しんでいる。21日まで。
県北でオペラ公演の企画演出する髙木由紀さん(43)=野介代=が、5月から市内各地でワークショップを展開。会場にはこれまでの参加者の作品と舞台演出に使われたダンボールアートを出展した。
紙の質感を生かした宙に浮かぶピラルクや、全長約4メートルのバッタ型の虫、ピラミッドなどがずらり。来場者が創作できるフリースペースや、空間演出が体験できるコーナーも。
最終日は作者のダンボールクラフト作家の笠光生さん(58)によるダンボールや廃材を使ったワークショップもある。
高木さんは「見て触れて作りながら、富裕に楽しんでもらいたい」と話している。