大谷の津山駅で28日、ハロウィーンの時期に合わせた期間限定のフォトスポットがお目見えした。県内で栽培された秋の花を飾った豪華なアーチが訪れた人たちの関心を集めている。展示は11月3日まで。
大きなリボンをかけたアーチには、「フォックスフェイス」とも呼ばれている高梁市産の「ツノナス」や、笠岡市などで生産されている赤や黄、オレンジ色のバラ、新見産のリンドウなどをあしらっている。中央にはベンチを設置し、周りに小さなカボチャやジャックオーランタンの飾りを添えて、雰囲気を演出。「写真映えする」と駅の利用者たちにとても好評だ。
岡鮎美さん(40)=東一宮は「とてもきれい。記念撮影にぴったりだと思う」。母親の明美さん(66)は「ぬいぐるみと一緒に撮るなどアイデア次第でおもしろい写真が撮れそう」と話した。
県内の生花店や農業協同組合など9団体で構成する「県花き消費拡大実行委」が企画し、JR西日本が協力。大村宗利津山駅長は「駅構内が華やかになった。季節の花を眺めて心を休めるなど、思い思いに楽しんでほしい」とPRしている。
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ハロウィーンの時期に合わせた装飾が施されたフォトスポット
ハロウィン前にJR津山駅に花飾りのアーチお目見え