結成50年目を迎えた津山市民コール「アンダンテ」は、17日に岡山県津山市新魚町のベルフォーレ津山で開く第17回「定期演奏会」に向け、さらにハーモニーに磨きをかけるべく力を入れている。
今回の舞台は市民を中心とした20~90代の男女約30人が出演。大谷の中央公民館で週に1回約2時間、練習を重ねて来た。10月31日は本番会場に19人が集まり、指揮者の保田薫さんや竹内千秋さんの指示を受けて細部を調整しながら伸びやかな歌声を響かせていた。
津山市で働いていた時に入会したという真庭市上河内の会社員・宮川洋さん(62)は「歌う楽しみとそれぞれの楽曲の魅力をみなさんに伝えられるように頑張りたい」と意気込みを語っていた。
当日は初期ロマン派音楽を代表するシューベルト作曲の「野ばら」「セレナーデ」などの歌曲、混声合唱とピアノによる組曲「みどりの風に」(源田俊一郎作曲)と「筑後川」(團伊玖磨作曲)の3部構成で計19曲を披露する。
午後1時半開場、2時開演で、入場料は大人1000円、高校生以下500円。
同グループは1975(昭和50)年8月に「津山成美コール」として結成し、88(昭和63)年月に現在の名前に改名して活動を続けている。
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