お歳暮商戦が本格化した祝日の23日、岡山県津山市内の百貨店や量販店などの特設コーナーは終日にぎわった。
天満屋津山店=岡山県津山市新魚町=は3日から来月22日まで、2階にお歳暮ギフトセンターを開設。「中四国味撰」「有名ブランド新規導入」「47都道府県の個性を追求」などをキーワードに、約800点を陳列している。繁忙日には担当を増員して接客しており、夫婦連れらが熱心に品定めした後、申し込みカウンターで手続きしていた。
同店の人気上位予想はビールセット、千屋牛、ハム詰め合わせ、洋菓子詰め合わせ(各3240円~10800円)など。
担当者は「瀬戸内のカキやサワラのみそ漬けといった定番の地場産品も根強いほか、あたご梨、桃太郎ポークと久米南町産ユズポン酢の鍋セットなどを選ぶ方も多い。前年並みを目標に売上げは順調に伸びており、一部10%オフの早期受注会が30日までのため25、26日が第1ピークとなり、来月の2日から10日が第2ピーク」としている。
市内の女性(65)は「予算は3万5000円程度で、親せき7軒におせち料理にできる漬け魚や昆布巻き、クリの甘露煮などの迎春セットを選んだ」と話した。