津山市内で生産されたピオーネなど露地物ブドウの査定会が16日、東一宮のJA晴れの国岡山津山北支店で開かれた。品質は上々といい、18日から県内外の市場に向けて出荷を開始した。
旧市域と加茂町の栽培農家でつくるJA晴れの国岡山津山ぶどう部会(森山真一部会長)の38戸が、黒々と熟したピオーネを中心にシャインマスカットも出品。美作広域農業普及指導センターの職員が糖度や色付き、実太り、房形などを査定した。
「今夏は昼間と夜間の気温差があったため、糖度が出荷目安(16度)を超えて20度近い品もあり、色付きもいい」としている。
同部会では、これから9月中旬にかけて約90㌧の収量を見込んでおり大阪、東京、広島、県内などの市場に向けて出荷。市内のスーパーなどにも並ぶ。
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出荷前のピオーネを査定する関係者
ピオーネなど露地物ブドウの査定会開催