プロサッカー・ファジアーノ岡山のスクールコーチを招いた「親子サッカー教室」が7日、岡山県津山市西下の勝北総合スポーツ公園多目的広場で開かれ、秋晴れの空の下、親子一緒にプレーを楽しみながら充実した時間を過ごした。
地域の活性化と健康促進、子育て支援などを目的に2021年に締結した明治安田生命と津山市との包括連携協定の一環で企画し、今回で3回目。小学1、2の児童と保護者31組約62人が参加した。
サッカーを通じて子どもたちの健全育成とスポーツ振興を図る普及部の山﨑友斗コーチ(33)、脇谷誠コーチ(41)、服部晃正コーチ(67)が指導。初めに親子ペアでボールに慣れるようにドリブルなどをして遊んだ後、大人と子どもそれぞれが分かれてチームを組み、試合を開始。子どもたちは勇猛果敢に挑み、大人たちからボールを奪ってシュートを決めるといった活躍を見せていた。
最近サッカーに興味を持ち始め、初めて参加した一宮小2年・芦田祐奈さん(8)は「お父さんと対決するなどとても楽しかった。今度は友だちとサッカーをしてみたい」。父親の裕士さん(45)は「子どもが一生懸命スポーツに励む姿といった普段は見られない一面を知ることができて、とても良い時間になった」と笑顔で話していた。