鶴山中学校(岡山県津山市山北)のPTAと生徒会は8日、家庭で余っている未利用食品を持ち寄り、必要としている個人や団体に寄付するフード・ドライブへの協力を呼びかけた。
給食の残食率が高いことから、子どもたちに食の大切さを考えてもらうおうと同PTAが企画し、昨年に続いて2回目。
この日は参観日で外部講師の講演があるため、あらかじめ各家庭へ協力を呼びかけていた。登校時と昼時、2回に分けて回収テーブルを設置。生徒や保護者からレトルト食品や缶詰、菓子、ペットボトル飲料などのほか、タオルや洗剤などの日用品が続々と寄せられた。滝澤唯颯生徒会長(2年)は「皆が協力してくれてありがたい」と話していた。
集まった食料品などは、フード&ライフ・ドライブ事業に取り組んでいるNPO法人オレンジハートに寄付する。須一友紀PTA会長(46)は「子どもたちに関心を持ってもらいたい」と語った。