岡山県津山市にある国分寺保育園と河辺小児童クラブが28日、農家の畑でブドウ狩りを行い、子どもたちは大喜びで大粒のニューピオーネを手にした。
同保育園・同児童クラブは体験を通して収穫の楽しさを知り、農業に興味を持ってもらおうと毎年取り組んでいる。この日、中村和道さん(42)が所有するブドウ畑(約20アール)を園児と児童計98人が訪れ、満喫した。
保育園は年長組31人が参加した。中村さんや妻の亜矢さん(42)から「粒が大きく、実が黒いのが良い」とアドバイスを受け、たわわに実った中からお目当ての1房を探しに畑の中へ。歩きまわり、気に入った房を見つけたら、そばにいた大人たちに切り取ってもらっていた。
松永櫂成君(5)は「大きなブドウが取れてうれしい。おうちに持って帰って家族のみんなで食べるのが楽しみ」と笑顔で話していた。