第5回「津山産小麦のパンフェスタ」(地域商社・曲辰主催)が30日、岡山県津山市新魚町のアルネ津山3階で開かれ、市内で生産されたパン用小麦「せときらら」を使った県内外のベーカリー自慢の品々がそろい、買い求める人たちでにぎわった。
市産小麦の魅力を広めようと2023年に始まった企画で、この日は兵庫県神戸市の人気店・ブーランジェリービアンヴニュをはじめ、津山市内や勝央、美咲町の有名な計13店が出店。
会場には、クロワッサンやあんぱん、バゲットといった定番から乳酸菌とおからを配合した食パン、ベーコンとチーズ入りのパン、勝央町産岡山甘栗を活用したパイなどのオリジナル品まで多彩な種類が並び、訪れた家族、友人連れらがお目当ての商品を次々と購入。各店の前は大勢の人が列をなしていた。
卵のサンドイッチなど数種類のパンを購入したという河辺の会社員・岡田雅康さん(43)は「さまざまな店のパンが一度に購入できるのはパンが好きな人間としてうれしい。なかなか都合がつかずに立ち寄れない店の商品も購入したので楽しみ」と話していた。
