再生可能エネルギーをテーマにした「親子の理科教室」がこのほど、岡山県津山市新魚町のアルネ津山5階・津山男女共同参画センター・さん・さんで開かれ、小学生と保護者14人がペットボトルを使った風力発電装置の工作に挑戦した。
さん・さんセミナー、東洋大学講師派遣事業の共催。同大の元教授・寺木秀一さん(NPO法人エコテクみらい研究所理事長)が講師を務めた。
寺木さんは「化石燃料を使うと二酸化炭素が出るが、風力は二酸化炭素を出さないで電気を作ることができる」と説明。参加者はペットボトル(500ミリリットル)を使って風車を作製し、キャップの中心に穴をあけてモーターを取り付けたり、ボトルを切って羽を作ったりした。
神奈川県川崎市から帰省していた小学3年・大塚匠真君は「風力発電の仕組みがよく分かった。夏休みの宿題にしたい」と話した。
LEDランプを付けて、扇風機やうちわで風を送って発電実験を行い、理科の楽しさを味わった。