スーパーマーケットのマルイ(本部・上河原、松田欣也社長)の第10回「マルイ青果物生産者協力会」が6日、東新町の津山鶴山ホテルで開かれた。岡山、鳥取県内の野菜や果物の生産者約30人が、SDGs(持続可能な開発目標)を視野に入れ、地域産品の品質や売り上げの向上や地産地消を図る方法について話を聞いた。
三村弘光常務取締役商品本部長が「商品を売るためには変化する消費者の需要に答えていかなければいけない。生産者と販売者が団結し、新しいことにもチャレンジしていこう」とあいさつした。
その後、これから収益が見込まれる春野菜の作付けを生産者に依頼したほか、環境への配慮といったSDGsを掲げて取り組む島根県の農園の紹介などが行われ、参加者は今後の参考にしようと、熱心に耳を傾けた。
松田社長はSNSを活用した消費者への情報提供について話し、「常に商品が売れる方法を考え、時代に合った付加価値を付けてほしい。そうすれば、地域の人たちを支えてくれる」と呼びかけた。
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あいさつをする三村常務取締役商品本部長
マルイ青果物生産者協力会