中学校の美術系文化部員が集う第28回「美作地区中学校文化連盟の作品展・交流会」が28、29の両日、岡山県苫田郡鏡野町竹田の鏡野ドームであり、生徒たちの個性あふれる作品が会場を彩った。
県北17校から美術部やアート&クラフツ部などの部員が日ごろの活動や授業で制作した風景や人物の絵やイラスト、手芸など427点を出展した。
初日の交流会では、津山中学校・高校書道部によるパフォーマンスの後、部員約180人が「あなたの色でつなげよう!」をテーマに、今夏開催されたオリンピックにちなみ、シンボルマークをイメージした5色のバンダナアートを制作。好きな動物やキャラクター、花柄や風景などそれぞれが描いたバンダナをホッチキスや結束バンドで1枚ずつつなぎ合わせ、協力しながらテントの骨組みに色ごとに飾り付けていった。
鶴山中3年の藤本佳月さんは「他校の子と話し合いながら一つの作品を作ることで仲も深まったし、達成感でいっぱい」と話していた。