大人の自覚と責任
久米南町が二十歳の集い
2023年1月9日の成人の日を前に「久米南町二十歳の集い」が3日、同町下弓削の町文化センター(岡山県久米郡久米南町)で開かれ、対象者55人のうち37人(男19人、女18人)がスーツや振り袖に身を包み、社会を担う大人としての決意を新たにした。
片山篤町長が「今日の若き日の思いや決意をしっかりと胸に刻み、生まれ育った古里に誇りと愛着を持ち続け、皆さんの夢や希望に向かって前進してください」と激励。これを受け出席者を代表して、専門学校2年の石坂日花里さん(20)=南庄=が「二十歳を迎えるという自覚と責任を持ち、家族や友人、温かな居場所久米南町で支えてくれた多くの方々への感謝の気持ちを忘れず、社会に貢献できるよう人生を歩んでいくことを誓います」と述べた。
コロナの影響で飲食を伴う祝賀会は取りやめたが、同センターのエントラスホールに撮影コーナーなどを設け、スマホで友人や恩師らと記念写真を撮ったり、思い出話や近況報告を交わしたりして、笑顔がはじけていた。
成人年齢が18歳に引き下げられたことで成人式の名称が変更され、2日には新庄村と新見市で、県内では今年最初の20歳を対象にした集いが行われている。