「こけないからだ」に 地域住民らがトレーニング 交流楽しみ「人との関わりが健康にも」/岡山・津山市

医療・福祉 こけないからだ体操を楽しむ大崎地区の住民たち
こけないからだ体操を楽しむ大崎地区の住民たち=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市の大崎小学校で11日、第10回「めざせ元気!!こけないからだ大崎地区大会」(健康と福祉のまちづくり大崎地区推進会議主催)が開かれ、地域住民96人が健康づくりをしながら交流を深めた。

 

 開会あいさつに続き、谷口圭三市長が「取り組みの輪が国内外に広がっているのは素晴らしいこと。楽しみながら元気を届けていきましょう」と激励した。

 

 市健康増進課の安本勝博作業療法士が講話とトレーニング指導をし、「予定や趣味をつくり、人との関わりを持つのは健康にとって大切。孤立しがちな人がいたら、声をかけてほしい」と呼びかけた。その後、重りを持った手をゆっくりと上げ下げしたり、筋肉を意識して足を動かしたりするなど和気あいあいと体操に汗を流した。

 

 上野弘美さん(69)は「毎回みなさんで話ができるのを楽しみにしている。これからも地域で続けていきたい」と話した。

 

 こけないからだ体操は、市が介護予防の一環で立ち上げた事業で、同地区の植木町内会・白山クラブが初めて実施した。


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