家畜を供養「畜魂祭」 関係者が感謝の祈り 「人々の生活を守る尊い命」/岡山・津山市

経済・産業 畜魂碑に向かって焼香する関係者
畜魂碑に向かって焼香する関係者=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市国分寺の同市食肉処理センターで18日、津山ミート協同組合の本年度「畜魂祭」が営まれ、関係者ら約50人がしめやかに家畜を供養した。

 

 コロナ禍のため2020年度から同市大谷の教本寺で関係者のみで行っていたが、本年度は通常の規模に戻して実施。畜魂碑前に祭壇を設置し、森岡和雄理事長が「尊い命をいただき、人々の命や生活が守られている。1頭の命も無駄にせず、市民の命にかえることを約束し、霊の安らかならんことを祈る」とあいさつした。同寺の楪葉大導住職らの読経の中、参列者が次々と焼香した。

 

 同組合は16社で組織。昨年度の処理頭数は牛4140頭、豚385頭、めん山羊1頭の計4526頭。


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