伊原木隆太知事(54)は11日、任期満了に伴う県知事選(10月8日告示、25日投開票)に3選を目指して無所属で立候補する意向を明らかにした。
9月定例県議会の自民党代表質問に答え、「就任以来、一貫して教育再生と産業振興を施策の中心に推進し、成果が表れてきた。引き続き県政を担うことについて県民の理解がいただけるか、3期目に挑戦したい」と決意を述べた。
伊原木知事は岡山市出身、東大工学部卒。外資系コンサルタント会社を経て、米国で経営学修士(MBA)を取得。1998年から天満屋社長を務め、2012年に退任して知事選で初当選し、公選制導入後初の民間出身知事となり16年、再選された。
同知事選では新人で元共産党県議の森脇久紀氏(57)が無所属での出馬を表明しており、一騎打ちになる公算が大きい。
伊原木隆太知事、県知事選に立候補する意向
- 2020年9月12日
- 行政・公共