「エスパスお笑いライブ」が16日、岡山県真庭市の久世エスパスセンターで開かれ、津山市出身で津山ふるさと大使のお笑いコンビ・ウエストランドをはじめ個性際立つ芸人4組が滑稽洒脱なコントで会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
真庭エスパス文化振興財団が主催し、この日はウエストランドの井口浩之さんと河本太さん、津山市にゆかりのある池田直人さんと相方のジャンボたかおさんが組むレインボー、さらに真空ジェシカと三四郎と実力派芸人が出演。県内を拠点に活動しているタレント、イベントプロデューサー・相田翔吾さんらが司会を務め、計2回の公演で観客約900人を動員した。
始めにレインボーが登場。ラーメン店でのワンシーンをネタに絶秒な掛け合いで盛り上げた。相田さんとのトークで池田さんは祖父母や親戚が津山市に住んでいることを話して話題を広げ、場を和ませた。

続く真空ジェシカ、三四郎もそれぞれのネタを披露。トリを務めるウエストランドは開催地・真庭市にまつわる時事や文化を引き合いに、洒落が利いた“毒舌”を炸裂(さくれつ)させ、笑いを巻き起こした。
このほか、4組のサイン色紙が当たる抽選会や来場者を巻き込んだゲームなども行われた。娘(17)と息子(14)と一緒に来場した張谷いずみさん(50)=総社市=は「芸人の方々が舞台から降りて観客のそばに来るといった演出もあり、子どもたちも喜んでいた。それぞれ好きな芸人たちの舞台を思いっきり楽しみ、家族で良い思い出をつくることができてよかった」と話していた。
