防災週間(9~15日)に合わせて、本年度「消防・防災展」が10日、岡山県津山市新魚町のベルフォーレ津山で開かれ、家族連れらが体験コーナーなどを通じて防災意識を高めた。
エントランス、ホワイエでは市のダンボールベッド・トイレの体験ブース、美作県民局の災害のVR体験、津山圏域消防組合の子ども用防火服試着コーナー、自衛隊の災害救助の様子を収めたパネル展示などがあり、多くの親子連れらが訪れた。
防火服を着て記念撮影した高野本郷の小学1年生・立石雪乃さん(6)は「消防士さんがかっこよかったし同じ服を着ることができてうれしかった」とにっこり。
さらに、コンサートホールでは、同圏域消防組合消防音楽隊の「火災予防ふれあいコンサート」が行われ会場は大きな拍手で包まれた。
市危機管理室は「イベントを通じて他人事ではなく自分事として捉えるきっかけにしてほしい。これを機に関心を高め防災活動を身近に感じてもらえるようになれば」と話した。
消防・防災展は市と美作県民局、津山圏域消防組合が2005年から開催している。