作州津山商工会女性部(松本美幸部長)は2023年1月20日、年末年始のチャリティとして管内21カ所に設置した書き損じや使い残しのはがきなどの回収箱を集計し、日本ユニセフ協会の基金に寄付するために発送した。計約22万4000円分が寄せられ、換金して貧しい国の子どもたちの健康に役立てる。
10年目となるボランティア活動の一環で、2022年12月13日から今月19日まで管内の市各支所などに設置した箱に、はがき3083枚と切手1540枚が寄せられた。はがき1枚でポリオワクチン2回分、経口補水塩7袋などが購入できる。
この日、新野東の同商工会勝北本部に女性部員3人が参加。集められた回収箱のはがきを額面別に集計するなどして箱詰めし、ユニセフを支援する東京都内の企業に発送した。
松本部長は「コロナ禍の大変な中で多くの市民から善意を寄せていただき、感謝します。恵まれない子どもたちの命を救うために活用させていただきます」と話した。
作州津山商工会女性部 年末年始のチャリティで回収したはがきなどを発送