傘踊り海外に発信 「宮坂流」宗家が文化庁長官表彰 祝舞も披露/岡山・津山市

芸術 檀上であいさつする宗家・宮坂身志さん
檀上であいさつする宗家・宮坂身志さん
         

 文化活動の功績で2022年度文化庁長官表彰を受けた舞踊集団「宮坂流」の宗家・宮坂身志さん(73)=岡山県津山市=の表彰祝賀会が31日、津山鶴山ホテルで開かれ、来賓、関係者約300人が祝福した。

 宮坂さんは「このような大きな賞をいただけたことに感謝しかございません。皆様に押し上げていただきました。55年にわたり、応援していただいたスポンサー様やファンの皆様に感謝いたします」と謝辞を述べた。

 この後、舞踊集団宮坂流の舞台さながらの豪華な祝舞等が披露され、会場を盛り上げた。

 同賞は、国内の文化振興や海外発信などに貢献した個人や団体に贈られ、22年度は全国で86人、6団体が選ばれ、宮坂さんは宮坂流での銭太鼓を中心とした傘踊りの活動で日本の民族踊の基盤を守りながら、音楽・衣裳・化粧に現代風のアレンジを加えるなどの点や海外での積極的な活動が評価された。

舞踊集団宮坂流の祝舞


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