院庄小学校=岡山県津山市=の4年生23人が7日、自分たちで育てた大豆を使って豆腐作りに挑戦し、でき立ての味を楽しんだ。
津山城東とうふ茶屋早瀬豆富店の早瀬久善さんを講師に迎えて行った。大豆と水をミキサーで混ぜ、沸騰するまでしゃもじで混ぜながら煮たり、布でしぼって豆乳とおからに分けたりと、児童たちは興味津々で調理した。
にがりを入れるなどしてしばらく待つと完成。たれをかけて口に運ぶと「おいしい」「店で買ったのより、甘い感じがする」と歓声が上がり、次々におかわりしていた。
農業や食文化に触れる総合学習の一環。地域住民の畑を借りて大豆栽培に取り組み、種まきから収穫までを体験し、収量は8キロあった。先月には石臼できな粉を作る学習も行った。
