スーパーのマルイ(岡山県津山市、松田和也社長)は8日、第18回 「食育月間子ども絵画コンクール」の最終審査会を大田のリージョンセンターで行い、入選作品を決めた。一般公開は11月の予定。
コンクールは食の大切さを伝えることを目的に恒例で開催。「心に強く残った食」をテーマに6月から7月までの間、岡山、鳥取、島根県の小学生から募り、集まった4950点以上の作品の中から候補30点を厳選。この日は各地にある協賛メーカー44社が審査し、低、中、高学年の3部門に分かれてそれぞれ特選、入選、佳作9点を選んだ。
家族や友だちと楽しく食事をする様子や食べ物に対する感謝の気持ちを表現したほか、フードロスなど社会的問題にも目を向けた力作が並び、審査員たちは一点一点じっくりと見て、地域性や独創性、色彩などを採点していった。このほかに会場では、マルイ社長賞や県教育長賞、協賛している会社44社の賞を獲得した作品も張り出された。
松田社長は「生産者への感謝や食への思い、食べている笑顔がしっかり表現された作品が多かった。これからも子どもたちに食の大切さを伝え、地域活性化につながる取り組みを続けていきたい」と話した。
