全国のラジオ局を行脚する作家の神崎ゆい(本名・阿嘉吉弘)さん(54)=大阪府豊中市=が4日、コミュニティFM「エフエムつやま」にゲスト出演した。歌詞に救われた自身の人生を振り返りながら、心を癒やすメッセージを届けた。
神崎さんは兵庫県伊丹市の小中学校などで事務職員として27年間務め、がんを患ったことを機に2019年に退職。同年、名曲の歌詞を紹介した「2分で心をうるおす名曲セラピー」(幻冬舎)を出版した。「悩みを抱えている人を元気づけたい」と、全国各地を渡り歩き、聞き手の心が軽くなるようなヒントをラジオや講演会で発信している。
4日の放送では、同書でも紹介しているB‘zの「Wonderful Opportunity」の歌詞を引用し、「職場に行くのがつらかった新人時代に何度も背中を押してくれた曲」と紹介。急速なデジタル化で、他人と比較する現代人が多いとし「できない自分を認めて、毎日自分を褒めてあげて」とメッセージを送った。
神崎さんは中学生の頃からラジオファンでもあり、出演したラジオは88局。「今年度中に100局を目指したい。いつか全国制覇するのが夢」と力を込めて話す。
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「エフエムつやま」に出演した神崎ゆいさん
全国のラジオ局を行脚する作家の神崎ゆいさん コミュニティFM「エフエムつやま」(岡山県津山市)にゲスト出演