全国高校柔道選手権大会県予選 作陽高校柔道部が団体戦優勝!/ 岡山県津山市

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 3年生引退後に新チームとなった作陽高校柔道部が、全国高校柔道選手権大会県予選(1月21、22日、倉敷市)の団体戦で優勝し、個人戦では5階級のうち4階級を制覇した。計9人が3月20、21日に日本武道館(東京都)で開かれる本選への切符を手にし、日々猛練習に励んでいる。
 団体戦メンバーは、主将の座を受け継いだ2年の長内健多を筆頭に、工藤瑠希、高橋翔(以上2年)、髙野琉碧、中田泰輔、野坂英矢(以上1年)で挑む。個人戦は団体にも出場する工藤が無差別級、81㌔級に神田琉亮(1年)、73㌔級に土橋迅(同)、66㌔級に林海佑(2年)。このうち長内主将、工藤、高橋、林はインターハイの経験者で、川野一道監督も期待をかけている。
 県予選では、団体戦準決勝戦で興譲館(井原市)に5―0で圧勝。続く決勝戦は関西(岡山市)との対戦だったが棄権により不戦勝となった。個人戦でも多くの部員が実力を発揮して勝ち上がり、4階級の決勝戦はともに作陽の選手同士の対戦となった。
 川野監督は「秋よりも選手たちそれぞれが力をつけてきた。年末の東京遠征などが実を結んだ結果だと思う」と話す。現在は磨いた技や身につけた投げ方や抑え方を駆使してお互いが技を掛け合う「乱取り」を中心に、実戦練習を行っている。「14回連続出場の中で準優勝はしたものの日本一にはなっていない。津山に優勝旗を持ってかえるのは最後チャンス」と話す。
 長内主将は「自分たちでチームの体制を強固にし、もう一段階実力を上げて臨む。お世話になった人たちや津山市に恩返しをしたい」と意気込みを語った。


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