岡山県津山市内の日本舞踊9流派が集う第5回「各流派舞踊 舞扇」(舞扇の会主催)が、津山文化センター=津山市山下=で開かれ、会員たちの優雅な舞が観客を魅了した。
小柳、藤間、正派若柳流の会主たちと小学2年生から80代までの35人が出演。華やかな着物に身を包み、長唄「七福神」「千代の友鶴」「藤むらさき」といった古典舞踊をはじめ、「天城越え」や「荒城の月」などの新舞踊を含め全38演目を披露した。扇子を使った軽やかな動きや、洗練された美しい仕草に観客は大きな拍手を送った。
同会は、伝統舞踊を次世代に引き継いでいくのを目的に、2018年から活動している。