岡山県津山市の津山まなびの鉄道館で4、5日、山陰の観光列車・あめつちが転車台に載るイベントが初めて開かれ、鉄道ファンを沸かせた。
同館とJR西日本の岡山支社、山陰支社山陰地域振興本部などが、あめつちのJR因美線津山―鳥取駅間の特別運行に合わせて実施。5日は日差しが降り注ぎうってつけの撮影日和に。転車台の周りにはカメラやスマートフォンを手にした人が集まり、トレードマークの紺碧(こんぺき)色の車両(2両編成、定員53人)の前で記念撮影をするなどして約15分間の特別な時間を過ごした。
鉄道が好きで同館に来たのは5回目と語る岡山市の中学2年生・岩藤明日香さん(14)は「海のような色と車体下部の銀色のコントラストが魅力的な車体。館内にある国鉄時代の車両と一緒に見ることができてとてもレアな体験をした」と笑顔で語っていた。
