副町長が暴言 全員協議会で陳謝も 近く懲戒審査委員会を設置/岡山・鏡野町

行政・公共 津山朝日新聞社
         

 岡山県苫田郡鏡野町は11日、藤田昭彦副町長(61)が町議会6月定例会の一般質問をめぐり、議員に対する不適切な言動があったと発表した。

 同町などによると、先月12日正午ごろ、一般質問の休憩時間に議場内で直前に登壇した議員に対し、質問内容について暴言を浴びせたという。同議員が同月18日、原章倫議長に意見書を提出。

 町は、有識者ら第三者による懲戒審査委員会を近く設置し、調査結果を踏まえて処分などの対応を決める方針。

 11日の町議会全員協議会で藤田副町長は「感情的になってしまった。申し訳ない」などと陳謝。

 山崎親男町長は、事実解明を懲戒審査委員会にゆだね、ハラスメントに関する条例の制定を検討していることを説明した。

 藤田副町長は、町職員を経て2021年4月から同職。


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