最強寒波による大雪に見舞われた岡山県津山市加茂町の中原下町内会の住民有志が27〜29日の3日間、雪かきボランティアを行い、雪に困っていた地区のお年寄りらから喜ばれた。助け合いを通じて地区の団結も深まったという。
70㌢ほどの雪が残っていた29日は、約20人が午前9時から午後5時ごろまで実施。住民所有の重機1台をはじめ、それぞれスコップを手に励み、道路を中心に、高齢者宅の玄関から生活道までを丁寧に除雪していった。婦人部は参加者への昼食を用意して活動を支えた。
参加者の一人は「大変な状況だったが、『地区でできることは地区でしよう』とみんながまとまり、活動できて良かった。絆も深まり、今後の地域活性化にもつながると思う」と話していた。
加茂町の中原下町内会の住民有志 雪かきボランティアを行う