任期満了に伴う岡山県勝央町長選と議員の辞職に伴う町議補選が22日、告示された。立候補は町役場で午後5時まで受け付けられるが午前11時現在、町長選にはいずれも無所属で、新人の木村聡史氏(62)=勝央町岡=、4選を目指す現職の水嶋淳治氏(70)=勝央町上香山=が届け出ており、12年ぶりの選挙戦で、一騎打ちとなる公算。町議補選(欠員1)には、無所属の新人2人が届け出ている。
木村氏は「企業経営で培ったノウハウやネットワークを活用して町を発展させたい」とし、▽未利用町有地の開発による複合商業施設整備▽宿泊・飲食施設誘致によるノースビレッジの集客力アップ▽農業復興に向けた特産品の6次産業化―などの取り組みを強調。
水嶋氏は「3期12年、バランスのとれた町政運営に努めてきた。住みたいと思える町づくりに尽力する」とし、▽第三の居場所づくりなど子育て支援の充実▽空き家を活用した移住・定住の促進と新規就農者の受け入れ強化▽地域防災力の強化―などをアピール。
投票は27日午前7時から午後6時まで町内5カ所で行われ、同7時半から町公民館(勝間田)で開票される。
有権者数は21日現在、8963人(男4252人、女4711人)。
勝央町長選挙
水嶋 淳治(70) 無現③ 町長、広島大学、勝央町上香山
木村 聡史(62) 無新 会社役員、横浜国立大学、勝央町岡
勝央町議補選
下山 静之 (32) 無新 農業、勝央町黒坂
古山 司 (63) 無新 農業、勝央町畑屋