勝山のお雛まつり

イベント
         

 「勝山のお雛まつり」(同まつり実行委主催)が真庭市勝山の町並み保存地区を中心に開かれている。約80件の民家や商家の軒先などで愛らしいひな人形が並び、観光客らを楽しませている。7日まで。
 同地区では23年前から町おこしの一環で開催しており、今年は新型コロナウイルス感染防止としてイベントなどは行わず、ディスプレイのみとなった。約1㌔の通りには江戸時代末期をはじめ豪華な段飾り、創作びななどがずらり。訪れた人たちは足を止めて、窓越しに眺めていた。
 牧野石材店(同)では、明治初期から伝わる内裏びななど牧野博子さん(53)の義母・茂子さん(故)のコレクション約50体を飾っている。「天神様」や「豊徳三棟二重殿」なども置かれ、きらびやかな雰囲気を漂わせている。毎年レイアウトを考えている博子さんは「各家で大切に保管されているひな人形をお披露目する年に一度の大切なイベント。人形も喜んでいると思う」と語った。
 同まつりに来たのが3回目という野上耕治さん(64)=美作市林野=は「勝山はこの時期に訪れたい場所。2人目の孫娘が生まれたので一緒に来たい」と話した。


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