ピアニストの登竜門とも言われる第27回「ショパン国際ピアノコンクールinASIA」(同組織委員会主催)のオンライン決勝大会で、北小学校=岡山県津山市山北=5年生・中島玲香さん(11)が小学校5、6年生部門で銀賞に輝いた。
同コンクールは3回目の挑戦。オンライン決勝大会には昨秋の地区大会を勝ち抜いた全国5、6年生73人が出場し、中島さんも岡山地区大会で銅賞を獲得して動画による最終審査へと進出した。
同決勝大会の課題曲・レシェティツキ作曲の「ロマンス(慰め)」は 穏やかで流れるようなテンポ、表情豊かな曲調の変化と心に響く情緒的な旋律が特徴。しかし美しい音色を響かせるには高い技術が必要とされる上級者向けの楽曲でもあることから、約3カ月の間、完璧に弾きこなせるようになるまで何度も練習を重ね、久米南町文化センターで動画撮影に臨んだという。
中島さんは「指の運びが難しくて何度も失敗し、別の課題曲に変えることも考えたくらい大変だった。だけど、気に入った曲をどうしても弾けるようになりたいと思って頑張った。本当は自信がなくて心配だったけど、良い結果が出てとてもうれしい」と笑顔で話していた。
中島さんのピアノ講師・清水敬子さん(67)=津山口=は「とても努力家で、楽譜を十分に理解して上手に弾くテクニックもある。本来持っている音色の美しさや音によって情景を表現する力も評価につながったと思う」と語る。
現在も次のコンクールに向けて1日約1時間半~2時間の練習を日課にして腕を磨いている。「ピアノを弾くとみんなが喜んでくれてとてもやりがいを感じている。大人になってもピアノを続けたいし、もっといろいろな曲を弾きこなせるようになりたい」と将来への目標を語った。
