受験シーズンを前に入試を控えた人たちを応援しようと、複合鉄道学習施設の津山まなびの鉄道館は11月1日より、同館のオリジナル商品「扇形絵馬」の購入者を対象に「すべり止めの砂」のプレゼントを始める。来年3月10日まで。
砂は列車の運行を正常にさせるために車輪とレールの間にまくもので、車輪の空回りを防ぐことから「滑らない」と験担ぎのアイテムとして人気を集めている。実際にJR津山、姫新、因美線で使用されているものを八出天満宮=岡山県津山市八出=で祈祷してもらい、約5グラムに分けて袋に詰めている。
扇形絵馬は、館内に展示されているD51形蒸気機関車やDE50型ディーゼル機関車、旧津山扇形機関車庫などがデザインされた計4種を用意。1個800円で販売している。
高田宜嗣支配人は「ベストを尽くし、良い結果になるように願っています」と話している。
同館は、国内に現存する扇形機関車庫の中で2番目の規模をほこる「旧津山扇形機関車庫」や収蔵車両を中心とするさまざまな展示で構成された施設。問い合わせは、(0868-35-3343)。