写真見て「どこコレ?」展 古いまちの風景に注目集まる 23日に「解決編」開催/岡山・津山市

行政・公共 懐かしい風景の数々に見入る来場者
懐かしい風景の数々に見入る来場者=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市新魚町の市立図書館で写真展示イベント「どこコレ?@津山市」が開かれ、市民から寄せられた古い津山の風景が注目を集めている。来館者に場所や年代などの記憶を記入してもらい、「いつ」「どこなのか」を特定していく内容。23日には「解決編」を開く。

 3回目の開催で、6月の募集期間に集まった計27点を展示した。昭和30〜40年代に撮影されたものが多く、津山駅前にあった明宝会館屋上の遊園地、旧津山第二小学校の人文字「二校」の空撮、にぎわう相撲の巡業、活気あふれる商店街など、往時の様子を伝える貴重な写真が並ぶ。訪れた人たちは、知っている情報や思い出などを付箋に自由に書き込み、貼り付けている。展示は24日まで。

 市内の男性(60)は「子どものころの古き良き時代を思い出してとても懐かしい」と話していた。

 解決編は23日午後2時から開き、講師に元津山郷土博物館長の尾島治さんによる講評を行う。参加には事前申込が必要で先着20人。
 申し込み、問い合わせは、市立図書館(☎0868-24-2919)。

 

写真を見て場所や記憶を付箋に記入


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