園児の絵が灯篭に 仕上げた作品を奉納 夏越祭でお披露目/岡山・津山市

教育・保育・学校 慎重に灯籠に半紙を貼る子ども=岡山県津山市で
慎重に灯籠に半紙を貼る子ども=岡山県津山市で
         

 城東保育園の園児たちは9日、近隣にある大隅神社=岡山県津山市=の昭徳館で灯籠づくりを体験し、仕上げた作品を奉納した。夏越祭で境内などに飾られる。

 毎年地域で行われる恒例の取り組み。この日は年長、年中組計28人があらかじめ絵を描いた半紙を持って来て、灯籠の骨組みに貼る作業に挑戦。同神社の石田喜子神主と見上吉昭さん(57)=同=ら総代たちから手順を教わった後、刷毛(はけ)をつかって丁寧に骨組みにのりを塗り、慎重な面持ちで貼り付けていった。

 虫や動物、お気に入りのアニメキャラクターなど自分たちが思い思いに描いたイラストがそえられている完成品を見た子どもたちはにっこり。年長組の片田桜丞君(6)と山本結笑ちゃん(5)は「上手にできてうれしい。のりをつけるところが楽しかった」「祭りで飾られているところを見るのが楽しみ。光ってきれいに見えたらいいな」と話していた。

 同神社の夏越祭は18日の日暮れごろから始まる。このほか、17日午前8時からは「茅の輪づくり」を開催。参加者を募っている。

自分たちが描いた絵を貼り付けた灯籠を手にする園児
自分たちが描いた絵を貼り付けた灯籠を手にする園児


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