岡山県真庭市の勝山小学校3年生24人が1月31日、ヤマノイモ「銀沫(ぎんしぶき)」のすりおろしや試食体験をし、地元の特産品について理解を深めた。
郷土の特産を知る総合学習の一環で、生産組合や観光協会などの協力の下、同市勝山の交流施設「郷宿1764」で開かれた。
同協会物販飲食店部会の松尾敏正さん(49)らから、でんぷん質が豊富で粘り強く、風味豊かである特徴や、地域の名ばく「神庭の滝」の白い飛沫からその名が付いたことなどについて教わった。
このあと皮をむいたイモをおろし金ですりおろしていき、粘り気の強さや香りを実感。試食した子どもたちは「ねばねばしていて面白い」「ごはんにのせてしょう油をかけて食べるとさらにおいしくなった」とにっこり。
松尾さんは「子どもたちに五感で楽しんでもらえてよかった。銀沫の魅力を地域でもさらに広めていきたい」と話していた。
