地域と学校が協働して運営に携わる「コミュニティ・スクール」実践に向けて準備を進めている津山東中学校(押入)で25日、地域住民と保護者による意見交換会が開かれ、参加者は将来的にめざす学校像について話し合った。
学校運営協議会制度を取り入れるのは市内初。地域住民や保護者ら約160人が集まった。会に先立ち、岡山大学の熊谷愼之輔教授による説明会があり、参加者は意義や今後の有り方について認識を深めた。
19グループに分かれ、「めざす生徒像」をテーマに意見を出し合った。「真面目に取り組む素直な子どもが多い」といった声が挙がる一方で「生徒とあまり話したことがない」「大きな声であいさつしない」などの課題も出た。
その上で教員らと課題解決に向けて出来る取り組みを考え、「笑顔であいさつをして地域とのつながりを感じられるように地域の住民らが見守る」など、さまざまな意見をグル―プの中でまとめた。
今回各グループで出た意見をもとに、来年度からの導入に向け今後も話し合いの場を設ける予定。
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話し合う参加者ら