佐良山地域の魅力を発信する第7回「遺したい美しい佐良山の四季・景観展」(佐良山住民自治協議会主催)が23日、岡山県津山市平福の佐良山公民館で始まり、地域住民たちが近隣で撮影した写真や子どもたちの力作が訪れた人たちの目を楽しませている。25日まで。
高尾、井口など13町内に住む33人が写真や絵画など77点を出品。このほか、佐良山中学校のアート&クラフト部や佐良山小学校の5、6年生も参加している。
会場には、朝日に照らされた皿川、朝靄(もや)が立ち込める田畑、川のほとりで羽を休めるシラサギ、恒例行事「さら山時代祭」の様子など、四季折々の町の様子を収めた写真がずらり。自然や人が織り成す一瞬一瞬の表情を巧みに切り取っており趣深い。一方で子どもたちはバンダナにイラストや模様を描いた「バンダナアート」、川柳や短歌を展示。豊かな創造力がうかがえる意欲作に来館者が関心を寄せている。
佐良山住民自治協議会は「写真を通して佐良山地域の魅力を知ってもらい、未来に残していけるようになれば。地域外の人もぜひ楽しんでもらいたい」とPRしている。
開館時間は午前10時〜午後4時。入場無料。問い合わせは同館(TEL:0868-28-2543)。