地域発の新たな名物にしようと、城西まちづくり協議会=岡山県津山市=は、津山産の干し肉を使った「干し肉茶漬け」を、11日に西今町の作州民芸館で開く「野菜と魚の市」で初めて販売する。「さっぱりとして食べやすく、好評であれば同館の新メニューに加えたい」としている。
99回目を迎える同市に出す飲食を検討していたところ、市内の居酒屋からアイデアをもらい試作。協議会内で「おいしい」との声が上がり“デビュー”が決まった。
干し肉を細かく刻んでいため、ご飯、塩昆布、ごま、好みでネギやワサビなどを入れ、冷たい麦茶か水を注いで完成。干し肉の素材の味を生かすとともに、塩昆布のだしが効き、さっぱりとして暑い夏にぴったりという。
当日は午前8時半に市が始まり、50食を販売予定。1杯300円。
同協議会は「調理も手軽で、干し肉が苦手な人でも食べやすい。城西発の津山の新名物になり、津山産牛肉の新たな食べ方として定着していけばうれしい」と期待を込める。
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