「寒い冬は公民館で楽しもう」をテーマに、第44回津山市中央公民館文化祭が22、23の両日、岡山県津山市大谷の同館で開かれ、多彩な作品展示やステージ発表などでにぎわった。
初日、ステージでは、福岡保育園や作陽保育園の園児による劇や太鼓をはじめ、コーラスや腹話術などを披露。観客からは大きな拍手が送られた。
ロビーでは10の生涯学習講座受講者らの活動成果として、趣ある木版画や絵手紙、絞り染めの衣類や雑貨、繊細にカットされた切り絵などを展示。来館者はずらりと並ぶ秀作、力作を眺めるなど思い思いに過ごしていた。
このほか、ワークショップなどの体験コーナーや飲食コーナーも人気を集めた。
林田の橋本惣司さん(82)は「市民の方の趣味を生かした多種多様な作品を見るのが楽しい。活発さが伝わってくる」と笑顔で話した。
文化祭は生涯学習活動の推進と地域との交流を図るため、毎年開催している。
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