鏡野町出身の画家・矢内慎治さんらの家族展「三彩展」が23日、新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで開かれ、多彩な絵画作品が来場者の目を楽しませている。26日まで。
慎治さん(65)=同町竹田=の油彩35点、妻の弥生さん(63)=同所=のアクリル画22点、長女の早由紀さん(27)=岡山市北区=の日本画など約130点を出展。
慎治さんは旧津山駅の扇形機関車庫や久米南町の北庄の棚田といった風景を点描法で繊細に表現。弥生さんは月夜で笛を吹く仏像、子猫を抱いた早由紀さんの表情を柔らかいタッチで描いている。早由紀さんは廃墟や廃屋の暗い風景に、一筋の光や青いハトのモチーフが印象的。同町大町の60代女性は「それぞれの人柄や個性が絵に宿っているようで面白い。見ごたえたっぷりですね」と話した。
午前10時〜午後6時(最終日は4時)。入場無料。
多彩な絵画作品並ぶ!鏡野町出身の画家・矢内慎治さんらの家族展「三彩展」/ 岡山県津山市