夢を応援 木のぬくもりを感じるシェアカフェ 「TEGO」誕生/岡山・津山市

食関連
カフェスタイルのシェアカフェ「TEGO」
         

 岡山県産の地域木材にこだわり地元密着で100年以上家づくりを行っている河井林産=岡山県津山市=が、夢を応援する新しいビジネス拠点としてシェアカフェ「TEGO(てご)」を津山市川崎にオープンした。

 同施設は飲食や趣味をビジネスにしたい人が手軽に出店できる充実した設備とサービスが揃い、初期投資を抑えながら、飲食業への挑戦や試食販売などが始められる。

 内部は温かみのあるカフェスタイル。広々とした空間は88.27平方メートルで、約30席を備える。内装には本物の木が使用されており、利用者は木のぬくもりを感じながら過ごせる。

 共有設備も充実しており、コンロや冷蔵庫、プロ仕様のコーヒーメーカーなども常備しており、飲食店に必要な基本的な道具はほぼ揃っている。菓子製造業と飲食店営業の許認可も同社が取得済みで、食品衛生責任者の手配も可能。

 同社の岡孝男社長は、「名称の『てご』とは津山の方言で手伝うという意味があります。多くの人にビジネスの門戸を開くお手伝いがしていきたいという思いを込めました。設備にも細部にまでこだわっていますので、レシピ開発や試食、セミナーなど、様々な用途で活用していただけます」と語る。

 設計を担当した北脇建築設計事務所=島根県出雲市=の北脇祥大氏は、「岡社長がこの場で多くの人に交流をしてもらいたいという気持ちを形にしました。緑を多めに設計をしています。木は本物を使い、手に触れることのできる体験をしてほしいという思いも込めました」と話す。

 入会金は3300円。利用料金は用途によって異なり、キッチンのみの利用なら1時間1100円から可能。問い合わせは、同社0868-23-1205

河井林産の岡孝男社長
木のぬくもりを感じる内装
印象的な照明と店内の様子
夜のシャアカフェ「TEGO」
打ち合わせをする岡社長と設計士の北脇さん(右)

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