第41回「奈義町ふるさと夏まつり」(同実行委主催)が16日、奈義町豊沢の奈義中央広場で開かれ、大勢の家族連れらが納涼気分を満喫した。
台風やコロナ禍の影響で開催は4年ぶり。感染拡大防止の観点から規模を縮小し、イベントと花火のみ実施した。ステージでは津山市の大道芸人チャーリーの風船やしゃぼん玉を使ったショーや、地域の子どもらによるドラム演奏、書道パフォーマンスなどが行われた。このうち、同町を中心に活動している太鼓団体「歌舞鼓音座」は力強いばちさばきと優雅な笛の音色で会場を盛り上げた。フィナーレは1500発の花火が夜空に打ち上がった。
中学2年生の?橋澄可さん(13)は「花火は大きくて迫力のあるものが見られた。久しぶりの祭りで、おもいっきり楽しめた」。親戚の児玉倖楽さん(13)=中学2年生=は「ドラムや太鼓の演奏が上手で思わず聴き入った。大道芸や書道も見ることができてよかった」と話していた。