奈義町生涯学習フェスティバル(同町文化協会主催)が1日、岡山県勝田郡奈義町豊沢の町文化センターで始まった。文化協会員が生涯学習活動を通して制作した絵手紙や陶芸などに併せ、園児や小中学生の書や図画工作が会場いっぱいに並び、来場者の目を楽しませている。3日まで。
15の教室やサークルなどの633人が活動成果を披露。四季の移ろいを色鮮やかに描いた絵手紙をはじめ、素朴な絵柄がかわいらしい陶器のカップや茶碗、精巧なパッチワーク、味わい深い日本画などがずらり。
子どもたちが健やかに育っている様子が伝わってくるかのような元気いっぱいの絵画や書に来場者は足を止め、一点一点をじっくりと鑑賞していた。絵手紙を出品したという80代の女性は「毎年楽しみにしている。みんな頑張っているのを見ると、来年も頑張らなくちゃ、と思います」と話していた。午前9時~午後7時(最終日~午後5時)。
3日は芸能発表会があり、日本舞踊や大正琴、カラオケ、ブラスバンドなど20団体156人が出演する。午後1時~5時。