JR勝間田駅営業開始90周年を記念して行われた「2024勝央町フォトコンテスト」の上位作品の展示が、岡山県勝田郡勝央町勝間田の同駅で始まり、多彩な視点で姫新線沿線の風景を捉えた情景豊かな写真が、利用者の目を楽しませている。3月23日まで。
姫新線の鉄道の魅力に触れてもらおうと、同町総務部元気なまち推進室が主催。コンテストで寄せられた48点の中から、審査で上位入賞作品に選ばれた15点と撮影者のコメントを掲示している。
ホームに向かう構内の通りには、赤々とした朝日に照らされた水田の横を進む列車が印象的なグランプリ作品「朝陽を浴びて」をはじめ、朝もやが立ち込める早朝や星空の下を進む列車などを収めた写真がずらり。周囲の景観と相まって幻想的な雰囲気を醸し出しており、訪れた人たちは一点一点を見つめながら「すごい」と賞賛していた。
通学で姫新線を利用している勝間田高校の女子生徒(18)は「身近で見ていた景色がこんなに美しいとは。どの作品もきれいでとても心をひかれた」と話していた。