岡山県津山市の一宮小学校で21日、学校給食で提供された「ブロッコリーとツナのさっぱりあえ」に金属片が混入していたことが分かった。
児童が喫食中に発見し、学校が津山市教育委員会に連絡。健康被害は報告されていない。
津山市教育委員会保健給食課によると、問題の給食は戸島学校食育センターで調理されたもので、金属片は約2センチ程度の長さだった。学校側が午後0時55分に市教委へ連絡したが、給食はほぼ喫食済みだったという。
混入の原因は、調理の過程で使用した調理器具の粉ふるいの部品が脱落したことによるもので、他の学校から異物混入の連絡はない。
当日は市内13小学校(東、西、南、北、弥生、向陽、院庄、佐良山、一宮、喬松、中正、誠道、秀実)に計2825食の給食が提供された。献立はこのほかポークカレーライス、牛乳だった。
市の有本明彦教育長は「給食の提供に不安を与えたことに対し、児童・保護者の皆様にお詫び申し上げます。今後、再発防止と安全・安心な給食の提供に努めてまいります」とコメントした。