津山市地産地消センター・サンヒルズの「18周年祭」が9日、岡山県津山市の同センターで開かれ、生花や食料品のほか、生産者たちの手料理や勝英地域の特産品などを販売する屋台が並び、買い物客でにぎわった。
コロナ禍を経て約4年ぶりに再開。午前9時の開始と同時に店は大盛況。市場より約3割安い商品を訪れた人たちは次々と購入していった。一方屋台では、生産組合が焼きそばを、JA晴れの国岡山つやま青壮年部東部支部のメンバーたちがお好み焼きを提供。このほか奈義町特産・なぎビーフや鏡野町産のアマゴの串焼きなどもあり、家族連れらが列をなしていた。
紫保井の角井禮子さん(76)は「野菜や果物の鮮度がよく、安価で販売しているお店が近くにあるのは大変ありがたい。生活に役立っている」と話していた。
同センターは、「生産者と消費者、従業員がコミュニケーションを図ることができる直売所」をコンセプトに、2006年3月18日にプレオープン、同年4月28日にグランドオープンした。運営はJA晴れの国岡山・同津山統括本部が行っている。