岡山県、「生産性・おもてなし向上推進事業補助金」の交付申請の募集を開始

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 岡山県は21日、コロナ禍の影響で落ち込んだ地場企業の復調を支援する「生産性・おもてなし向上推進事業補助金」の交付申請の募集を開始した。4事業に総額約4億9300万円を予算化しており、県産業振興財団に事業委託。6月12日まで受け付け、同月中に採否を決定する。
 製造業や宿泊業など企業活動の縮小を余儀なくされ、今年2〜5月のいずれか1カ月の売上が前年同月比15%以上減少した中小企業、小規模事業者が対象。
 4事業の主な支援内容は①新設備導入などによる生産性向上の取り組み(補助率3分の2以内、上限800万円)②既存設備のメンテナンスなど生産性向上の取り組み(補助率中小企業2分の1、小規模事業者3分の2、上限200万円)③宿泊施設の改修など魅力向上の取り組み(同4分の3以内、上限1000万円)④業務改善などによる生産性・おもてなし向上の取り組み(同3分の2以内、上限100万円)。
 募集要項(県産業振興財団ホームページに掲載)の必要事項を記入の上、原則郵送で提出。有識者ら選定委員会が内容を精査し、採択した企業、事業者には直接通知する。
 問い合わせは、県産業振興財団(086-286-9651)。


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