岡山県、コロナ禍の影響受けた事業者に対する「特別支援金」を創設

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 岡山県は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げが落ち込んだ県内事業者を支援するため、最大1000万円を支給する独自の「特別支援金」を創設する。関連費26億3700万円を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を11日開会の定例県議会に提案する。
 特別支援金の対象は、従業員(パート、アルバイトを含む)21人以上の企業で、今年中いずれかの月の売上高が前年同月比で半分以下に減っていることが要件。従業員1人あたり2万円を支給し、1800社程度の利用を想定している。
 本年度一般会計補正予算の総額は31億7888万円で財源はすべて国庫支出金。特別支援金のほか、フェーズに応じて段階的に観光需要を喚起する県民限定の県内宿泊クーポン発行に7479万円を計上しており、1泊1万円以上の宿泊料金を5000円割り引く。さらに▽値崩れしている県産和牛の学校給食への活用費2億7800万円▽インターネットを活用したブドウや白桃の販売促進支援費1330万円▽密集状態緩和のための特別支援学校スクールバス増便経費1億2488万円―など。


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