岡山県は、新型コロナウイルス感染症対策について10月1日から11月末までの対応を示した。新規感染が比較的落ち着いているとし、旅行先については県内や近隣県を勧めてきた要請を撤廃。冬季にかけて同時流行が懸念されるインフルエンザのワクチン接種を推奨する。
県境移動の制限に関する要請をなくしたのは、緊急事態宣言に伴う4月17日以来。旅行については引き続き、目的地の流行状況を確認し、感染拡大地域では夜の繁華街への出入りを避けるなど、慎重な行動を求める。飲食店の利用については、大人数での飲み会を避け、食事中以外はマスクを着用すること、接待を伴う店やカラオケは特に注意することなどを啓発。
ワクチン接種は、新型コロナと症状の似たインフルエンザの患者を減らし、医療機関の負担を軽減するのが狙い。
岡山県、新型コロナウイルス感染症対策