岡山県北犯罪被害者支援フォーラム(美作大学社会福祉学科犯罪被害者支援研究室主催)、美作地域の関係機関の職員ら約40人が支援体制を充実させる大切さを学ぶ

医療・福祉 岡山県北犯罪被害者支援フォーラム(美作大学社会福祉学科犯罪被害者支援研究室主催)、美作地域の関係機関の職員ら約40人が支援体制を充実させる大切さを学ぶ
         

 岡山県北犯罪被害者支援フォーラム(美作大学社会福祉学科犯罪被害者支援研究室主催)が16日、同大学(北園町)であり、美作地域の関係機関の職員ら約40人が支援体制を充実させる大切さを学んだ。
 2011年2月に飲酒事故で当時高校1年生の長男を亡くしたNPO法人はぁとスペース代表・山本美也子さん(福岡県)の講演があった。飲酒運転は重罪である一方、周囲の人たちが止められる犯罪の一つとし、「日ごろの声かけに加え、酒がどのような効果をもたらすのかを子どもたちに浸透させておく機会も必要ではないか」と訴えた。
 事故の発生から10年が経過。「遺族を支援する法律や団体は増えているが、助けを待つ人にすぐ手を差し伸べられる仕組みを地域で築いてもらいたい」と呼びかけた。
 同研究室は同学科の新谷芳子講師が担当しており、2~4年生が所属。フォーラムでは学生の活動内容の発表もあった。

支援体制を充実させる大切さを学んだフォーラム


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